2012/05/25

letting go

ある夕暮れ時のこと。運転中、ラジオから懐かしい曲が流れてきました。♪Free, free, set them free♪ 軽快なメロディーに乗って踊り出す言葉たち。学生時代、Stingファンだった私は、Stingの曲をバックに、自分の世界にどっぶり浸かっていました(Sting以外にも色々聴いていましたが。)彼はもともと英語教師だったんですよね。彼の詞の世界は、とてもPoeticなので、言葉好きな私にとって彼は本当に「英語教師」でした。Artisticな彼は、昔からとてもPassionateな方だったらしく、教師時代には女子生徒に恋心を抱いたり、人妻だった現Sting婦人に恋をして求婚したりと(今も仲良し夫婦みたいですね)フツウの人がそんなことをしたらスキャンダラスなことなのに、Stingがやるとイメージ通りで、サマになると言うか、とにかく色んな意味で彼はフツウではないですね。

Set them freeは、誰かを自由にする、手放す、という意味があります。Themは、大切な人かもしれないし、大事なものかもしれない。Stingは、♪If you love somebody, set them free♪と歌い続けます。本当にその人のことを大切に思うのであれば、束縛しないで自由にさせてあげよう、というニュアンスですね。懐メロを聴きながら脳裏を過ぎったのが、相手を思う気持ちは確かに大事なことだけれど、自分のことはどうなんだろう?旦那さんや子供がいたり、職場の上司や同僚、クライアントだったり、常に誰かのために何かをしている自分は、自分のことを大切にしているのだろうか?なんて、ふとした瞬間、Deep Thoughtsに浸ってしまうことはありませんか?この時のわたしは、浸っていましたね~。If I love myself, set me free. なんて勝手に口が動いていましたから!

さて、ブログタイトルのLetting goですが、これはSetting somebody/something freeと同じ意味があります。例えば、気心知れた友人同士の会話のエンディングで、どちらかが話を切り上げたいとき、Let me goと言う事があります。直訳すると、わたしを解放して、ですが、この場合、もう切るよ的なニュアンスを含みます。Let me let you goという表現もあり、これは、遠回しの言い方で、本当は自分が話を切りたい、でも、わたしにあなたを解放させて、と相手を思いやる言い方です。I'll let you goの表現もあり、これはどちらにも使えますが、相手に、引き止めて悪かった(長いこと束縛して)、もう自由の身だよ的なニュアンスがあります。ですが、一方的に弾丸トークして、散々喋りまくったあとにI'll let you goと言ってしまうと、Bossy(人使いが荒い)またはSelfish(自分勝手)な印象を与えてしまうので、気をつけた方がいいかもしれないですね!

某サイトに、下記のInspirational Quoteを見つけました。

When I let go of what I am (自分を手放す時)I become what I might be (なれるかもしれない自分になる。)When I let go of what I have (自分が持っているものを手放すとき)I receive what I need (自分に必要なものが与えられる。)

なんだか哲学的な内容になってしまいましたね!
それでは、この辺で、let me let you go! 笑

2012/05/21

beyond words

Time flies! 時の流れは速い!ブランクが空いてしまいました~。さて、昨日・今日と日本を含むアジアの国々から、こちら北米地域のあちらこちらで、レアな自然現象・金還日食を観察できるそうですね。日食は、英語でSolar Eclipseと言います。In English, 金還日食はAnnular(輪の形) Solar(太陽) Eclipse(覆い隠す、影を落とす)またはRing of Fireと言われています。その名のとおり、まさに火の輪ですね!正にNatural beauty(自然美)、あまりにも美し過ぎて形容しようがない、Beyond wordsです!

さて、Beyondは、何かを超越する/しているという意味があります。Beyond Wordsは、言葉で言い表せない、More than words can sayという意味があります。例えば、I was happy beyond words(言葉で言い表せないほど嬉しかった。)She is grateful beyond words(彼女は言葉で言い表せないほど感謝している。)という風に使えます。ポジティブな感情表現のときに使われることが多いです。

Beyond Wordsな感動に巡り合えることは、最高に幸せなことですよね。昨夜は、何ヶ月振りの女子会が実現しました。仲良しというよりも深い絆で結ばれていると言っても過言でない個性的で魅力溢れるLadies。至福の時は、あっという間でした。食べて飲んで喋って。笑いが止まらない。涙が止まらない。自分を曝け出しても丸ごと受け入れてくれる仲間がいるって、素晴らしいですよね。山あり谷あり、苦楽(Through mountains and valleys, through thick and thin, through trials and tribulations)を共に過ごした仲間は戦友、永遠の友です。そんな素敵な仲間達に贈る言葉、見付かりません!Beyond wordsです!それで思い出しましたが、皆さんよくご存知の日本代表水泳選手が金メダルを獲得した瞬間、似たようなことを言っていましたよね。言葉にならない(もっと砕けた言い方でしたっけ?)それも、Beyond wordsです!笑




2012/05/14

play on words

このブログタイトルの意味は、以前の記事に書いたNo Pun Intendedと同じ意味があり、要するに言葉遊び(Word-Play)のことを言います。皆さん、Crate&Barrelというハイクラスなお洒落インテリア&アウトドア用品店をご存知ですか?今日は、その姉妹会社の子供向け商品を扱うThe Land of Nodをご紹介したいと思います。こちらのカンパニー、商品のネーミングがWord-Play的で、Playful(遊び感覚)&Cute(可愛い)なのです!国内&海外からの選りすぐれものが勢揃い!The Land of Nodは「眠りの国」という意味があり、Nodは、頷くという意味もあります。素敵なものを見てしまうと、思わずNod(首を縦に振りウンウン頷く)してしまう事はありませんか?出会いは、今から約8年前。長男がまだ赤ちゃんだった頃、子供用洋服ダンスを探していたのがきっかけ。リサーチ中に出会ったのが、The Land of Nodでした。Old Schoolをイメージしたタンスで扉がそのままドアのようになっていて、とってもユニーク。正真正銘Love at first sight(一目惚れ)でした。これぞ正にSerendipityな発見でありました!

では、The Land of NodのWord-playをいくつかご紹介します♪

Contain=入る、自制する。
ContainerにちなんだWord-Play。
Yes We (Watering) Can
オバマ大統領の名言とじょうろ(Watering Can)を掛けて。
Seeing Stars?(目が廻ること)
太陽系惑星がモチーフのベッディングセット。
Storage is the Best Medicine
Storage(収納)は特効薬(お母さんにも、お子さんにも)
So, what else is new?(最近、他に変わったことある?)
新商品の紹介フレーズ。
こちらが一目惚れした洋服ダンス!
今はもう販売されていないみたいです。

ご興味ある方はこちらからどうぞ!→The Land of Nod

2012/05/11

mother's day

5月の一大イベントと言えば、母の日!今年は13日の日曜日です。I Love Momと声を大にして誇らしげに言えてしまうカルチャー。家族や親戚で集まり、会話を楽しみながら食事をしたり、感謝の気持ちを込めたプレゼントをあげたり、ママには相応しい華やかな日。レストランも予約客で賑わい、特にポピュラーなお店は稼ぎ時!経済的にも華やかな日ですね!笑

母の日の定番と言えばお花。日本ではカーネーションが主流ですが、こちらではバラやユリなどのゴージャス系なフラワーがポピュラーです。こちらでお花をオーダーする際は、ローカルのお花屋さんで特注するのもOKですし、大手のフラワー宅配サービス経由でお届けしてもらうのもOK!ちなみに、こちらでは、1800FlowersやFTDがメジャーです。

お花以外に、フルーツを使ったアレンジメントもあります。ご興味ある方は、Edible(食べられる)Arrangementsのサイトをチェックして見てくださいね→http://www.ediblearrangements.com/

Edible Arrangements
フルーツを使った新鮮なアレンジメント!

ちなみに、私は毎年、お茶をプレゼントしています。と、ここで数年前から愛用しているティーカンパニーをご紹介したいと思います♪ お茶専門店のTea Forte(日本にも支店あり。)母の日に限らず、子供達の先生へのギフトなどに最適です!オーガニックハーブティもあるので、体にも優しく、万人に喜ばれるギフトです。SOFIというSpecialty Food業界では名誉ある金賞を受賞したこともあるそうです。

ご興味ある方は、こちらをどうぞ→ http://www.teaforte.com/

そして、こちらのイベントには付き物のGreeting Card。デジタル化している現代社会ですが、カードに手書きのメッセージを一言添えて気持ちを伝えるカルチャーは、まだまだ健在です!祝日ごとに入れ替わるGreeting Cards。見ているだけで季節感を味わえます。こちらの母の日は、自分の母&義母だけでなく、祖母、姉妹、従姉妹、ママ友、妊婦さん、色々なジャンルのママ達をお祝いするのもありなのです。なので、カードの種類も豊富!ダンナさんから奥さん宛の母の日カードまであります。いつまでも夫婦の時間を大切にするカルチャー、ならではですね。


自分にとってハッピーな日にしましょうね♪
Happy Mother's Day!

2012/05/09

the wild things

昨日、絵本作家の大御所Maurice Sendakさんが83歳で他界されました。MauriceさんのStorytellingは、独特なダークユーモアセンスがあることでも知られています。その代表作とも言える"Where the Wild Things Are"は、長年、子供から大人まで世代を超えて親しまれ語り継がれています。"Where the Wild Things Are"に出てくる主人公のMaxは、お母さんに反抗的な態度をとり、罰として、夕食抜きで部屋で1人反省しなくてはなりません。Anti-Mauriceワールド評論家の中には、「小さな子供に食事抜きで1人反省させるなんて、言語道断!育児放棄同然!」と辛口なコメントをする人もいるそうです。

好奇心旺盛&想像力豊なMax少年は、自分の部屋を森の奥としてイメージし、そこに住む怪獣たち(Wild Things)との出会いを通じて、楽しいことばかりではない人生について学ぶのです。Mauriceさんは、病弱な子供だったらしく、幼少期はベッドで過ごすことが多かったそう。The Wild Thingsは、自分のベッドの周りを取り囲むMauriceさんのご親戚を象徴しているのだとか。絵本の中で再現されるMauriceさんの幼い頃の思い出は、彼自身にも読者の私達にもセラピー効果があるのかも。私達の心の中にも、the wild thingsが潜んでいるのかもしれませんね。

賛否両論のMauriceさんワールドですが、彼の描くストーリーを愛するファンは世界中にいます。NYTimesに、こんなお茶目なコメントを見付けました。8歳の男の子がMauriceさん宛に書いたお手紙の一部です。

“Dear Mr. Sendak," "How much does it cost to get to where the wild things are? If it is not expensive, my sister and I would like to spend the summer there.” 
(Sendakさん、かいじゅうたちがいるところまで行くには、いくらかかりますか?
そんなに高くないなら、妹と夏休みをそこで過ごしたいのですが。)      

本と言えば、Barnes & Noble書店。こちらのウェブサイトに、絵本の作者やセレブによるStorytime(読み聞かせ)コーナーがあります。今となっては大変貴重な故MauriceさんによるWhere the Wild Things Areの読み聞かせも視聴できます。ご興味ある方は、下記サイトをクリックしてみてくださいね


すでにお気付きになられた方もいると思いますが、マイブログに「Books」(随時更新中)というタイトルで、お気に入りの中から何冊か紹介していますので、よかったらこちらもご覧下さい!


Rhyme(韻)のあるポエム。




2012/05/05

the challenge

5月5日はChildren's Day(子供の日)ですね!そして、アメリカでは、Cinco de Mayoという祝日です。Cincoはスペイン語でFive、MayoはMay、真ん中のdeはofの意味があります。その昔、メキシコのPuebla州で、メキシコ軍がフランス軍との戦いで奇跡的な勝利を獲得し、それ以来、Puebla州では、メキシコの誇りと伝統文化を称える祝日になったそうです。メキシコでは地方のお祭りとして有名なのだそうで、国全体のお祭りではないそうです。こちらアメリカでは、全米各地に住むMexican-American&Mexican達が、民族衣装に身を包み、FestivalやParadeなど、歌って踊って食べて飲んで盛大にお祝いします。メキシカン料理がお好きな人は、本格的メキシカンを召し上がってみてはいかがでしょう?お酒が好きな人は、たまにはTequilaなんかもいいかも(LimeとSaltをお忘れなく!)Mexicoに限らず、Energetic(エネルギッシュ)でPassionate(情熱的)な人が多いことでも知られるLatin Americanカルチャーは、アメリカの代表的なSubcultureとも言えますね。

Energetic&Passionateといえば、うちの子供達が生まれたての赤ちゃんの頃からお世話になっている小児科のドクター、Dr.K。彼は、70歳代のおじいちゃんドクターなのですが、凜とした姿勢が素晴らしく素敵で、いつ見てもお元気そう。患者として有り難いのが、早朝8時からアポなし(Walk-in)でも診てくださること(待たされることもありますが。)Dr.Kは、某Medical Groupのチーフにも関わらず、毎朝7時出勤(オフィスは9時オープン)して、病院のトイレットペーパーを置き換え(メンテナンスの人がやってくれないのだとか?)、コーヒーを沸かし、机上に溜まった書類に一通り目を通した後、NYタイムズのクロスワードパズルをするのが毎朝の日課なんだそうです。"I like the challenge of it!(毎朝大変なことだけど、自分をチャレンジするのが好きなんだ!)" Dr.Kは、患者さんのためでもあるけれど、自分のためにも欠かせない元気でいられる特効薬さ!とニッコリ微笑んでいらっしゃいました。そして、毎年一度、発展途上国の恵まれない子供達のために、ボランティア団体の一員として海外出張もされるのです。

The challenge. What is your challenge?
まずは、Tequila shots?!笑








2012/05/02

no pun intended

気付いたら、もう5月!Time flies!
日本はゴールデンウィークですね~。こちらは、Rainyウィークですね。

少し前のことですが(昔話が多い?)ある雨の日、某モール内にあるレストラン前で、日本から遊びに来ていた従弟夫婦と待ち会わせをしていました。待っている間、周りを観察しながら、そのレストランのお洒落な看板に目が止まりました。何気なく見ただけのつもりが、釘付けに!その看板には、こんなことが書いてありました。"When it rains, we pour!"(雨が降っている時、注ぎます!)シャレを洒落と書くのはこのこと?!なんともまぁ、素敵な駄洒落!

これには、二通りの意味があるのです。日本語にも、雨の降り方には様々な形容の仕方がありますよね。動詞として使われるPourには、飲み物をグラスに「注ぐ」という意味があります。大雨が降っていることを、It's pouring!と言い表せます。この駄洒落センス抜群のスタッフが働くお店では、ワインをメインテーマにしています。なので、We pourは、ワインを注ぎます、と解釈できます。外は雨が降っているけれど、うちではワインを注ぎますよ!というニュアンスが含まれているのです。RainとPourをかけて使っているんですよね。駄洒落好きな私にとって、感動的な出会いです!これぞ、Serendipity! 携帯電話のカメラで写真を撮らせていただきました。

No pun intendedのPunは、駄洒落や語呂合わせという意味です。Intendは、~を意図する。このフレーズは、決まり文句なのですが、駄洒落を言うつもりはなかった時に使います。受け狙いではなく、たまたま偶然そうなっただけ、と一言添える注釈的なメッセージです。Rain&Pourのコーディネート、Clever&CreativeなPunだと思いませんか?

お洒落な看板!