2012/10/20

big pumpkin (halloween part 2)

ロシア民話の『おおきなかぶ』のHalloween版をご紹介したいと思います。『おおきなかぶ』の英訳タイトルには、いくつかバリエーションがあるのですが、"The Great Big Enormous Turnip"がオリジナルらしいです。Enormousは巨大という意味があるBigよりBigな同意語です!

さて、Halloween版の『おおきなかぶ』ですが、登場人物はHalloweenならではのお馴染みキャラ達。魔女のお婆さんが大きなかぼちゃの種を蒔く場面から始まります。大きく育ったかぼちゃは、Witch(魔女)ひとりの力だけではなかなか抜けません。『おおきなかぶ』と違うのは、登場人物のおばけ(Ghost)・ドラキュラ(Vampire)・ミイラ(Mummy)の順に、初めは一人ずつ、かぼちゃ相手にチャレンジするところです。ですが、ひとりの力だけでは歯が立たない!そこで、体が小さく、力も弱そうなこうもり(Bat)がやって来ます。戦力にならなそうなこうもりを見て、モンスターたちは嘲笑います。そこで、こうもりは、自分よりも体が大きくて力持ちのモンスターたちに向かってこう言ったのです:"I  may not be big and I may not be strong, but I have an idea."(ぼくは大きくもなければ強くもないかもしれないけれど、アイディアはあるよ。)小さなお子さん達に限らず、頑張っている人達への力強いメッセージが込められているのも頷けます^^

小さいけれど賢いこうもりのアイディアと言うのが、あの『おおきなかぶ』の名場面。魔女のお婆さんが大きなかぼちゃを引っ張って、おばけが魔女のお婆さんを引っ張って、ドラキュラがおばけを引っ張って、ミイラがドラキュラを引っ張って、こうもりがミイラを引っ張って・・・。とうとう大きなかぼちゃは抜けました!大きなかぼちゃは、魔女のお婆さんの家の前まで転がって行きました。魔女のお婆さんが大きなPumpkin Pieを作って、かぼちゃを抜くのを手伝ってくれた仲間達と一緒に焼き立てのパイを美味しく食べましたとさ!最後は、魔女のお婆さんが新しいかぼちゃの種を蒔くところで終わります。来年のHalloweenが楽しみ~、めでたしめでたし、です♪

『おおきなかぶ』英語版

『おおきなかぼちゃ』
ハローウィーンストーリー。

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